釉薬の奥深さを探る旅:山河の品質向上に向けた学び

山河の外壁材は、外装材としての機能性だけでなく、見た目の美しさも追求しています。その要となる「釉薬」についての理解を深めるため、私たちは岡山県吹屋を訪れ、伝統的な釉薬の技術や歴史に触れました。今回はその学びを通して、釉薬の奥深さと山河の製品づくりへの影響についてご紹介します。

ベンガラの歴史と釉薬への応用

吹屋は、酸化鉄を主成分とする顔料「ベンガラ」で有名な町です。ベンガラは独特の深みある赤色が特徴で、古くから日本の建築や陶芸に用いられてきました。この吹屋のベンガラの色合いや耐久性から、釉薬がどれほど製品の美しさや強さに寄与するかを改めて感じることができました。

山河の釉薬にも、こうした自然素材が持つ色の深みや耐候性を活かし、外壁材としての魅力をさらに高めていきたいと考えています。

釉薬の役割とその重要性

釉薬は、製品の表面に施されるガラス質の被膜であり、見た目の美しさだけでなく、耐久性や防水性、耐候性を向上させる役割を持っています。例えば、山河の外壁材に使用される釉薬は、紫外線や雨風による劣化を防ぎ、長期間にわたって美しい外観を保つことができます。
また、釉薬の種類や焼成温度によっても、色や質感、強度に違いが出るため、その選定や製造工程には細心の注意が必要です。

吹屋での学びと山河の釉薬開発への活用


吹屋での学びを通じて、釉薬の調合や焼成工程が製品の最終的な色合いや耐久性に大きな影響を与えることを実感しました。特に、酸化鉄を含む釉薬の使用により、より温かみのある色合いと強い耐候性が実現できることを知り、山河の釉薬にも応用できる可能性を感じています。

こうした知識を活かし、山河の釉薬開発に新しい要素を取り入れることで、お客様にとってさらに価値のある製品づくりを進めています。

釉薬の学びが山河の品質向上に繋がる理由

釉薬の知識を深めることで、山河の外壁材はより高い耐候性と美しさを兼ね備えた製品となります。特に、吹屋での体験を通して学んだベンガラの持つ色の深みや自然の力は、釉薬の可能性を広げるヒントとなりました。これからも釉薬の研究と開発を進め、お客様に長く愛される外壁材を提供してまいります。

JAPAN REDに込められた思い:伝統と美を継承する外壁材『山河』

吹屋での訪問の際に目にした「JAPAN RED」という言葉は、ベンガラの持つ深い赤色が日本を象徴する色であることを強調していました。その言葉から、私たち山河もまた、日本の伝統と美しさを釉薬を通じて表現し、未来に受け継ぐ役割を担っていることを改めて感じました。

これからも山河は、日本の伝統に敬意を払いながら、その美しさと機能を兼ね備えた外壁材をお届けしてまいります。皆さまの暮らしを彩り、日本の美しさを感じていただけるような製品作りに取り組んでいきます。ご興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。